Oさん 上智大学 総合人間科学部
<分析>
海外からの帰国生であったため、帰国後数か月後に入試を控えているという状況でした。この段階では、本人がこれまでどれだけのことを積み上げてきたか、また大学入学後にどのようなビジョンを持っているかが重要となります。そこで、無料学習相談で徹底的にその点をヒアリングしました。大学入学後のビジョンや志望動機が不明確であったものの、英語ができない中でたった一人で海外生活を送ってきたという精神力を活かすことにしました。
<施策>
通常は、本人の関心を探りながらモチベーションを維持できるよう配慮しながら進めるのですが、この生徒の場合、「合格したい」という想いが非常に強かったため、そのようなアプローチは必要ありませんでした。自己のビジョンの明確化、自己分析、大学研究、そして日頃の小論文トレーニングに集中し、回り道をせず次々と課題を与え、容赦なく添削を行いました。限られた期間の中で入会当初は合格が遠い地点にいたため、急ピッチで仕上げる必要があり、本人の精神力を信じて厳しい指導を行いました。
<効果>
このような指導を行った結果、合格に必要な学力を身につけることができたのは言うまでもありません。入会当初、「どんなことでも頑張れる」と述べていた本人は、後日「受験直前は本当にきつかったです。でも、翔励学院の指導を信じて臨んで良かったと思います。」と語ってくれました。当学院の指導が、面接よりも厳しかったのかもしれません。