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学校推薦型選抜対策
学校推薦型選抜の概要
学校推薦型選抜には、「公募制」と「指定校制」の2種類があります。特に「指定校制」は、高校と大学の信頼関係を前提に実施される入試であり、所属する高校で一定の成績を修めた生徒に対して推薦枠が与えられます。
しかし近年では、指定校推薦で入学した学生の中に、入学後の学業成績が芳しくない例が見られるようになりました。これにより、大学側から出身高校に連絡が入るケースや、深刻な場合には指定校としての推薦枠が取り消されるといった事態も報告されています。
こうした背景から、従来は「ほぼ確実に合格する」とされていた指定校推薦においても、不合格となる事例が少しずつ増えてきています。そのため、指定校推薦であっても、大学側の期待に応えられるよう、しっかりとした準備がこれまで以上に求められています。
学校推薦型選抜の対策
学校推薦型選抜では、小論文や面接、事前提出課題、さらには学校から大学へ提出される調査書などをもとに、総合的な審査が行われます。
中でも小論文の対策は、英語や数学といった他の主要科目と同様に、十分な習得には時間を要します。学校推薦型選抜で出題される小論文も、他の入試と同程度の難易度であることが多く、推薦を得られることが決まってから準備を始めたのでは、間に合わないことも少なくありません。
そのため、推薦を希望する場合は、できるだけ早い段階から学校と相談し、推薦の条件を確実に満たすことを前提に、小論文の学習にも計画的に取り組んでおくことが大切です。
学校推薦型選抜の準備開始時期
高校から正式に推薦が得られてから小論文の準備を始めるには、十分な時間が確保できず、書く力を効果的に伸ばすことが難しくなります。そこで、推薦が得られる「見込み」が立った段階で早めに準備を開始することが重要です。
一般的に、高校2年生の学年末試験後から、高校3年生の前期中間試験後あたりには推薦が得られる可能性が明確になるため、この時期に準備を始めるのが理想的です。
当学院の生徒も、学校推薦型選抜を志望する場合は、高校3年生に進級する頃から小論文の学習をスタートさせています。実際に、多くの高校からのご依頼で、高校3年生を対象とした推薦希望者向けの小論文講演を4月から6月頃にかけて実施しており、高校側もこの時期からの準備の必要性を強く認識しています。
翔励学院の学校推薦型選抜対策
当学院では、大学ごとに求められる小論文や課題レポート、面接といった多様な試験形式に対応した対策を行っております。たとえば、大学の講義を受講し、その内容を要約したり自分の意見を述べたりする形式の試験もありますが、こうした高度な試験形式にも対応可能な指導体制を整えています。
さらに、学校推薦型選抜や指定校推薦を目指す生徒には、高校生活での具体的な行動指針も指導しています。例えば、成績管理や部活動、ボランティア活動、資格取得など、推薦獲得に有利となる実績の積み方、推薦条件を満たすための計画的な取り組み方についても細かくアドバイスし、高校生活の早い段階から準備を進められるよう支援しています。


