Iさん 日本大学 スポーツ科学部

分析

もともと「スポーツトレーナー」になりたいという目標意識はありました。しかし、高校生活の中で部活動に熱中しすぎたため、将来像に対する具体的な調査や大学の分析、そのような学生が求められているかといった分析が不足していました。そこで、部活動で培った「言い訳をせず、課題にまっすぐ向かう姿勢」を活かし、「知識」と「洞察力」の訓練を実施することにしました。

施策

大学が求める学生像の分析は他の受講生と共通していますが、今回のケースでは「スポーツトレーナー像」の探求が重要でした。まずは、自分がなぜその職に魅力を感じているのかという大まかなヒアリングから始め、次に自身の失敗(怪我)や、将来どのような社会を目指すべきかについて対話を重ねました。また、スポーツトレーナーとしてどのような社会貢献ができるのかについても議論を深めました。さらに、10年後、20年後に求められるビジネスパーソン像についても、講師から解説を受けました。

効果

結果として、単にトレーニングを指導するのではなく、「怪我や不調を予防するトレーナー」になりたいという視点で志望理由書や提出書類を作成しました。そして、小論文・面接においても予防の観点から論じていくように学習を重ねました。元々持ち合わせていた高い志に、適切な知識や情報が加わることで、それまでは意見を考える際に頭を抱えていたものの、質問に対して即答できるようになりました。併願した他大学においても、非常に高い評価を得ることができました。