Eさん 明治大学 政治経済学部

<分析>

無料学習相談の時点から、大変よくメモを取る様子が見受けられ、実力がつきやすい受講生であることが確認できました。受験科目としては、最もポピュラーな小論文、面接、志望理由書の3分野がありましたが、いずれの科目でも、抽象的な言葉を使用してしまうという弱点が見受けられました。例えば、「グローバル」という言葉を使う際、何をもって「グローバル」とするのかが不明瞭でした。

<施策>

徹底して言葉の具体化に取り組みました。あいまいな言葉を定義し、具体的に何を指し示すのかを常に意識するように指導しました。自分の頭の中で描くイメージ(画像)を、可能な限り詳細に言葉にしていく作業を繰り返し行いました。

<効果>

このような学習は、小論文、面接、志望理由書のいずれにも良い影響を与えました。それまでのあいまいな文章や、記載内容を十分に理解していなくても書けてしまうようなものから、本人が記載内容についてよく学んでいることが伝わる文章に変わりました。同時に、テーマを見た瞬間にどのように構成すべきかを適切に判断できるようになり、まさに小論文の「センス」が身につきました。