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小論文はいつから勉強すれば良いか

学校により異なる対応

小論文の学習というのは、多くの高校生にとっては、
高校へ入り、場合によっては受験生となって、突然現れる学びです。
この小論文の学習を、中学校のうちから指導する学校もあれば、高校でもほとんど指導しない学校があります。

国語科の一分野として扱われる場合には、あまり学校として指導しない場合もあり、
小論文を本格的に学習しようと思うと、個人がそれぞれのタイミングでスタートする、というのが現状です。

小論文の学習をはじめるタイミングについて、入試直前で良いのでは、と考える方もいらっしゃいますが、そうではありません。

入試制度を意識する

 小論文は、大学に入ってからの定期試験やレポートで必要とします。あるいは就職活動を含め、長い間必要とされる能力です。小論文を書く力は、生涯を通して財産となり得るものです。そんな大切な学びを、たとえば数ヶ月程度で行なった場合、実力を長期間維持するというのは、なかなか難しいものがあります。

もちろん、翔励学院において、短期間で対策をする、合格に導く、といったことはこれまでも行なってきましたし、これからも、必要に応じて緊急対応は実施します。
しかし現実的な問題として、小論文を必要とする入試(総合型選抜・推薦型選抜)については、受験資格として、高校の成績(評定平均)等で、一定の基準を設けることや、
併願をしないことを条件とする場合などが多く、万が一不合格となった際、受験生は即座に一般入試対策へ切り替えなければなりません。

そのため、小論文の学習と並行して、その他の勉強をしなければならない、というのが実際です。時間は限られています。
受験生となった時に、学習のバランスを崩さないためにも、早い段階から準備をすることが望ましいと言えます。

入試の先を意識する

また、大学入学後や将来のことを考慮した時に、短期集中よりも、ゆっくりで構わないので、中長期的な学習の方が、より力がつきます。

その理由は、小論文の力というのは、文章の書き方・方法論を学ぶということではなく、
論理的に考える「思考」の学習だからです。

たとえば、すぐに感情的になってしまう、言いたいことが頭にあるのに言えない、コミュニケーションを取るのが苦手、というのは性格として諦めるのではなく、練習によって乗り越えることができます。

小論文の学習は、単なる入試対策だけではなく、コミュニケーション力や思考力、判断力などをも身につけるものです。
これまでうまく相手に伝えられなかったことが伝えられるようになったり、嫌な事が起きるたびに落ち込んでいたのに、冷静に対応できるようになったりと、自分を変えることができる学習です。 だからこそ、可能な限り、丁寧に時間をかけることによって「対策」だけではなく「実力」をつけていけて頂きたいと願っています。

当学院としては、高校1年生後半から高校2年生前半時期が、学習をスタートするのに最適な時期としてご案内をしております。それを過ぎた場合は、より効率よく学習するための「戦略」が必要となってきます。
上記記事を参考にしていただいたうえで、小論文や受験について相談希望の方は、当学院の無料学習相談へお越しください。

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