合格から逆算した「志望大学の決め方」
志望大学の決め方が合否を左右する
総合型選抜や学校推薦型選抜の場合、志望理由や大学でどのような学びがしたいか、ということが問われます。小論文やその他の学科試験は、学びたい意志に基づいて、実際の大学生活の中でそれが達成できるかどうか、そしてそれにふさわしい基礎学力が備わっているかどうかをチェックします。そのため、志望理由があいまいであれば、学科試験でうまくいっても、不合格となる可能性は十分にあります。
以下のような大学の決め方は、代表的なものですので、参考にしていただければと思います。
学術分野で選択する
志望大学の選び方としてオーソドックスなものは、大学で「何を学びたいか」を考えることです。学部・学科の中でも、特にどの分野に興味があるのか、なぜその分野に興味があるのか、学ぶことによってどのように成長したいのか、これらを具体的に考えます。
大学はそもそも学び、研究を行う場所です。学問的な興味を持って行くところであることが前提です。雰囲気や外観は、あくまでプラスアルファの要素として考えてください。
大学はそもそも学び、研究を行う場所です。学問的な興味を持って行くところであることが前提です。雰囲気や外観は、あくまでプラスアルファの要素として考えてください。
将来像・職業で選択する
医学部や法学部など、専門家を養成する学部に進学する場合はもちろん、自分がなりたい職業や将来像に近づくために志望するものです。こちらは非常にシンプルです。
注意点としては、同じような学部を持つ他大学ではなく、なぜその大学なのか、根拠をはっきり述べる必要があります。
合格圏に達していない志望理由書や、いくら添削しても改善されないものの大半は、「志望大学の決め方」の時点で大きな間違いをしている場合があります。「なんとなく」「有名だから」「憧れ」といった理由で選んでいるのであれば、合格するのは難しいでしょう。
翔励学院では、こういった生徒に対して、自分は何がしたいのかを深く考えられるように指導を行います。その中で、心の中で漠然とした志望理由を見つけ出し、改善する場合もあれば、志望学部や大学の変更を希望する者も出てきます。自分が学びたかった、進みたかったのは本来これだった、というものを見つけるのです。
志望理由書や志望大学についてお悩みの方は、当学院の無料学習相談にお越しください。