頑張っているのに成績が伸びない理由
努力だけでは伸びないことも
勉強しているのに成績が思うように伸びない、結果が出ないということはよくあります。このような状況で、「努力が足りない」「自分には向いていない」と落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。しかし、勉強はただやみくもに努力を重ねるだけでは、必ずしも成績が伸びるわけではありません。
大前提として、努力することや忍耐力を持つことは、人としての基本的な能力であり、当然必要です。しかし、時には、頑張れば頑張るほど成績が伸びないということもあります。そこで、ここでは「努力一辺倒で勉強すること」とは異なる視点をお伝えします。それは「サボる」こととは全く違う考え方です。この点について、まずは理解していただきたいと思います。
勉強と苦痛
頑張っているのに成績が伸びないというのは、言い換えれば、「頑張っている」と自分が大いに自覚している状態です。この「頑張っている」という自覚には、どこか苦痛を伴うものがあります。
もし勉強が楽しいものであれば、「頑張っている」という意識ではなく、「楽しんでいる」という感覚になるはずです。しかし「頑張っている」という自覚の中には、苦しいことに取り組んでいるという意識が含まれているのではないでしょうか。
人はできる限り苦痛を避けようとします。結果として、無意識のうちに「勉強」という行為そのものを避けようとし、その結果、学習効果が落ちるという可能性も考えられます。
苦痛から習慣へ
そこで、勉強と苦痛を切り離すことが必要です。このためには、勉強を楽しくする工夫や、自分のモチベーションを上げる方法など、さまざまな教材や参考書が出ていますが、自分に合った方法を見つけ、「苦痛」から「習慣」へと変化させることで、成績は向上します。
翔励学院では、生徒が勉強に対して、また志望大学や分野に対するモチベーションをしっかり確認します。義務感から受験準備をしていたり、本当は大学でサークル活動など勉強以外のことがやりたくて「仕方なく」受験に取り組んでいる場合、なかなか良い結果が出にくいと考えています。そのため、まずは生徒が本当に学びたいと思える学部や大学を見つけるところからサポートしています。多くの場合、大学選びの段階でリサーチが十分でないことが原因です。
現在、希望進路は一応決まっているがモチベーションが上がらない、思うように成績が伸びないなど、そういったお悩みのある方は、ぜひ無料学習相談にお越しください。状況をお伺いし、最適な対策をご案内させていただきます。