面接準備はここを押さえる
面接は一瞬の勝負
総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文に加え、面接試験が課されることが多いです。面接についてもしっかりとした準備と対策が求められます。
面接は一瞬の勝負です。少しのミス(例えば、言葉に詰まってしまうなど)があると、一気に印象が崩れてしまうことがあります。
言葉に詰まると、本音ではないと思われ、追い込まれる場合もあります。
別のページでも紹介していますが、面接では仕草や言葉遣いなども細かくチェックされます。準備が不十分だと、こうしたスキに気づかれやすくなります。しかし、面接にはある程度のパターンがあるため、しっかりと対策をすれば、突破できる可能性が高まります。
Q&A方式やワークシートを使って準備を進める方も多いですが、特に以下のカテゴリ別に準備をすることで、より効果的な対策ができます。
1:志望大学・分野について
主に志望理由については、志望する大学の意図(どのような学生に入学してほしいか)と一致しているか、また受験生が大学や志望する分野について十分に理解しているかが問われます。ただ「これをやりたい」と述べるだけでなく、「必然性」を持たせることが重要です。つまり、この大学や分野を志望する理由が十分に理解できるような客観的な説明をすることです。
自身が抱えている課題や目標を、具体的に述べるよう心掛けましょう。
2:受験生個人について
大学生活において、勉学に対して誠実に取り組む姿勢が求められます。これについては、過去の経験や高校から提出される書類(調査書)などを通じて確認されます。相手がどのような学生を求めているかを分析し、その求められる要素と合致するエピソードがあれば、それを具体的に伝えましょう。
ここでは自分を良く見せようとするのではなく、失敗や挫折を含めた経験を通じて、自分という人間を正直に理解してもらえるように、言葉を整え、丁寧に伝えることを意識しましょう。
3:提出書類や小論文について
事前に提出を求められる書類や、受験生が書いた小論文について質問される場合があります。特に志望理由書などの提出書類は、質問をされることを前提に作成し、提出前には必ず控えを用意して、面接当日までに何度も読み返すようにしましょう。
事前に提出した内容と当日の受け答えが矛盾しないように注意が必要です。午前中に筆記試験(小論文)、午後に面接という形式で実施される場合もあります。この場合、午前中に書いた内容を覚えておくことが大切です。
面接での質問内容は、大学や学部、また事前に提出する書類や小論文によって異なります。そのため、最適な準備方法は受験生一人ひとりで異なります。翔励学院では、生徒ごとに個別の面接準備・対策を実施し、面接試験に向けてサポートしています。面接準備について相談したい方は、当学院の無料学習相談をご利用ください。