目立った実績がない時の対策
実績がない・・・
総合型選抜や学校推薦型選抜で、自己PRを書いてくださいという提出書類が求められることがあります。
これには、部活動で部長を務めた経験やコンクールでの入賞、取得した資格、ボランティア活動などの実績が求められることが多いです。何かしらの実績があれば書きやすいですが、もし目立った実績がなく、書くことがないと感じる人には不安が募るかもしれません。
しかし、心配は不要です。 実績がなくても、しっかりと対策する方法があります。実績がない、書くことが思いつかない、何を書けば良いのかわからないという方にも、効果的な対策方法をご紹介します。
実績だけでは自己PRにならない
まず、目立った実績がないから自己PRが書けないという考え方を捨てましょう。冷静に考えると、目立った実績というのは、その希少性ゆえに目立つものです。多くの人が行っていることは、目立った実績にはなりにくいです。特に、スポーツ推薦など一部の人にしか開かれていない入試においては、その実績が重要になることもあります。
もちろん、受験資格(例えば、評定平均など)を満たしていることは前提ですが、「目立った実績がない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ここで、目立った実績がないと思っている方に朗報です。単に「○○で優勝した」といった内容だけでは、自己PRとしては十分に効果的とは言えません。
大学ごとに求める学生像は異なるため、実際の設問を見てみないと確かなことは言えませんが、目立った実績がない場合でも、次のような方法でアピールすることができます。
実績がない人はこう対策する
相手の求めている学生像を徹底的に分析しましょう。これは、大学のホームページやパンフレットからでも把握できますし、オープンキャンパスで配布される資料や大学の先生が執筆した本などがあれば、さらに理解が深まります。大学がどのような人物に入学してほしいのかを洗い出すことが重要です。
その分析を基に、今度は面接官に伝えたい自分の側面を決定しましょう。例えば、「真面目な学生」「元気な学生」「誠実な学生」といった自分の特徴を捉え、実績がなくても自分がその大学が求める人物像に合致していることをPRできる素材を見つけます。
実は、この「素材」がない人は存在しません。気づいていないだけです。少なくとも、翔励学院の受講生で「素材がない」「自己PRができない」と感じる人は一人もいませんでした。誰でも、その人独自の個性やPRできる要素を持っています。
そして、その素材を証明するエピソードをできる限り細かく、具体的に記載できるように準備することが大切です。ポイントは「できる限り細かく、具体的に」です。いつ、どこで、誰が、何を行ったのかを明確にし、自分がそこで何を感じ、どのように現在の志望理由や目標へと繋がっているのかを伝えます。
このように具体的なエピソードを交えることで、自己PRに説得力や信憑性が生まれます。そのエピソードから「何を学んだか」を記載することが自己PRに繋がります。
自分の素晴らしい点は意外と自分では気づきにくいものです。そんな時には、他の人からアドバイスをもらうことも効果的な方法です。
ほとんどの人が最初は書けない
近年、自己PRを課す大学が増えてきました。提出書類の中で、多くの生徒が頭を抱えるのが、この自己PRです。ほとんどの生徒が、何を書いたら良いのか分からない状態で相談に訪れます。当学院では、一人ひとりの話をじっくり聞き、日ごろの授業での様子や活動から、どの部分がPRとして活かせるかをアドバイスしています。私たちの指導を受けた生徒たちは、水を得た魚のように、次々と自分のPRできる要素を見つけていきます。
これまでの合格者たちのほとんども、最初は自己PRを書くことができませんでした。しかし、適切なアドバイスを受けることで、自信を持って自己PRを完成させることができました。
自己PRをどう書いたら良いか分からない方は、ぜひ無料学習相談にお越しください。どのような内容を盛り込むべきか、どのように書けば良いか、お話を伺いながら丁寧にアドバイスさせていただきます。