志望理由書はここを見られる
志望理由書だけで即合格(?)
志望理由書は、総合型選抜や学校推薦型選抜においてほぼ必ず課される重要な書類です。もし志望理由書が適切に書かれていなければ、その時点で不合格となることもあります。
当学院の受講生の中には、志望理由書の完成度が非常に高かったため、面接中に「あなたは合格です」と言われた者もいます。面接を受ける段階で、すでに他の受験生と差がついていることがあるのです。そのため、志望理由書は非常に重要です。
それほど重要な志望理由書が、どこを見られるのか、何に気をつけるべきかについて、具体的にお伝えします。
1:志望理由に必然性はあるか
受験生の志望理由と、大学の理念や学部が重視していることが合致しているか、いわゆる「マッチング」が重要な要素です。自分が掲げている「志望理由」は、その大学がどの程度力を入れている事柄かを見極める必要があります。もし、その大学で特に力を入れていない内容であれば、他の大学の方が適しているのではないかと考えられてしまいます。
大学には、アドミッションポリシーのほか、育成したい学生像や学部・学科ごとの特色(ゼミや研究活動など)があります。これらの情報と自分の志望理由を照らし合わせ、その大学を選んだ「必然性」があるかどうかを確認してみましょう。
2:具体的に述べられているか
志望理由書では、具体性が求められます。高校時代の経験について話す場合、いつ、どこで、誰が、何をして、自分がどのような点に関して何を考えたのか、という詳細をしっかりと書くことが重要です。過去の経験を具体的に記述することで、相手により明確に伝えることができます。
大学生活で取り組みたいことを書く場合は、どのゼミに入って、どんな研究をしたいのかなど、具体的に記載します。未来に実行したいことを詳細に書くことで、それに対する真剣さや信憑性が伝わります。
3:将来像が明確であるか
将来像というと、どのような職種に就くかということをイメージしがちですが、卒業後の進路だけが将来像ではありません。入学後に何を学びたいのか、どのような力をつけたいのか、どの講義やゼミに関心があるのか、それが志望理由とどのように結びついているのかを具体的に記載することが求められます。
いずれにしても、志望理由を書く前に、大学についてよく調べること、大学の教員や志望分野に関する本を読んでおくこと、そして自分の経験を具体的に整理しておくことが、良い志望理由を書くための準備となります。
翔励学院では、志望理由書を書く前に、志望大学に関する情報や高校生活、現在の考えをヒアリングし、その後、どのような構成で書いていくかを指導しています。何度も添削を繰り返すことで、高い完成度の志望理由書を作成することが可能となります。
志望理由書を添削してほしい、または書き方を学びたいという方は、無料学習相談にお越しください。