入会審査の趣旨
投稿日時:2024/03/02(土) 22:24

こんにちは、岡本大空です。
多くの入会希望者との面談を行う時期がやってきました。ちょうど生徒たちが教室に入ってくると、面談の光景を目にすることもあります。その際、生徒たちから面談や入会審査について質問が上がり、授業が開始されることが多いです。そこで今回は、生徒たちから寄せられた「面談(学習相談)」や「入会審査」に関するよくある質問とその回答をシェアします。入会を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
Q: 何のために入会審査をしているのですか?
A: 入会審査を行う理由は、以下の三点です。
第一に「大学のため」です。
当学院の生徒は、入試判定会議の段階で一目置かれ、大学入学後に優れた学生として評価されることも少なくありません。また、当学院の指導内容について大学からも高く評価されており、ありがたいことに毎年、大学から学生を送ってほしいという依頼をいただいています。当学院は、優れた学生を輩出する塾として期待されています。この期待に応えるため、集客や利益至上主義に走るのではなく、学ぶ覚悟のある生徒に入会を許可しています。逆に、ただ大学に入れれば良いという考えの方や、大学入学後に真剣に学ぶ姿勢がない方については、入会をお断りしています。
第二に「他の生徒のため」です。
当学院の生徒たちは、合否に関わらず「成長したい」「学びたい」という意志で毎回真剣に学んでいます。休講時には、ほとんどの生徒が残念がります。こうした生徒たちの中に意識の低い生徒がいると、教室の雰囲気が壊れ、他の生徒の学びに影響を与えることがあります。遠方から通っている生徒たちの学習環境を守るためにも、学びの意欲が低い生徒は入会をお断りしています。
第三に「本人のため」です。
当学院の指導内容をしっかり修得すれば、志望大学への合格はほぼ間違いありません。入会審査では、当学院の授業についていけるかどうかを見極めています。ついていけない場合、ドロップアウトしてしまうことがあり、その場合は中途半端な学びになってしまいます。
ここで「本人のため」が最初の項目でないことに不満を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当学院で学ぶ際には、他者のために力を使いたいという姿勢が重要であり、それを体得することが許されるのだと考えています。
Q: 入会審査の合格率は?
A: 時期によりますが、月ごとに約40~60%の入会希望者が受け入れられています。
Q: 合否はどのタイミングで決まりますか?
A: 入室した瞬間や最初の一言で判断できる場合もありますが、面談後にじっくりと検討する場合もあります。状況によって異なります。
Q: 保護者も審査対象ですか?
A: 入会審査はあくまで本人のことを中心に見ています。保護者が同席することもありますが、本人を分析するための参考としてお話を伺う場合もあります。
Q: 評定平均や偏差値、在籍校と合否は関係ありますか?
A: 在籍校については、通塾時間帯の予測程度に確認します。評定平均が低くても、極端な場合を除いて現段階の学力や偏差値が合否に直接影響することはありません。
Q: 不合格だった方はどのような人ですか?
A: 小論文が得意だと考えているが他の科目に力を入れていない方、努力や成長の意欲が不十分な方、保護者や教員に依存し、自分で解決しようとしない方などが挙げられます。それ以外にもお断りする場合があります。
本ブログ内で入会審査基準の一例を紹介しています。どうぞご確認ください。
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年7月
- 2024年5月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年5月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年6月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年8月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月