ブログ

活動報告(1/31~2/1)

投稿日時:2019/02/06(水) 13:14



(今回は活動報告というより、現地移動中でのエピソード記事となっています。そして長文です。)

こんにちは、岡本大空です。
去る、1/31~2/1にかけて、高知セミナーに行ってまいりました。二年シリーズで行ってきた高知セミナーは、これでファイナルとなります。二年間この出張にご理解・ご協力を頂き、ありがとうございました。
今回もまた、大変充実したセミナーとなってわけですが、それとは別にぜひシェアしたい内容があるため、ご紹介します。

東京国際空港(羽田空港)へ到着し、ラウンジでメール添削作業を行っておりました。そろそろ搭乗開始時刻になると思い、ゲートへ向かおうと席を立った瞬間、異変に気付きました。いつもの場所に入れているはずの搭乗券がないのです。おかしいなと思い、衣類のポケットや財布、すべてをひっくり返してみましたが、やはりないのです。
あわててラウンジを飛び出し、搭乗ゲート前へ向かいました。よくよく考えれば、ラウンジに入る際に搭乗券が必要であったため、ラウンジをよく探せば出てきたのではないかと思うのですが、その時はとにかく「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)の原則に基づき、速やかに航空会社スタッフの方へ連絡しなければと思ったわけです。

さて、搭乗ゲート前に到着し、日本航空グランドスタッフの方に、「あの~、すみません、実は搭乗券をどこかへ落としてしまったようで・・・。」とお伝えしたところ、大変落ち着いたご様子で、身分証の提示と一番最後の搭乗になる旨を丁寧に案内していただきました。
名前を呼ばれ、最後の搭乗客となった私は、私が遅く搭乗したがゆえに、飛行機出発を遅らせてはならないと、ボーディングブリッジ(空港と飛行機をつなぐ車についている橋)を全力で走りました。当然前にお客さんは誰もいません。あ~すみませんすみません、という心持で飛行機に入り急いで席を目指すのですが、そんなご迷惑をおかけした私にも、「どうぞ飴をお持ちください。」とCAさんに飴をお勧め頂き、何とも安心感のあるご対応をいただきました。
離陸後、私が機内販売のカタログを手にしていると、後ろから「どうぞこちらもどうぞ。」とと機内販売のリーフレットをいただき、また機内で軽食を食べていると、ドリンクサービスに来られたCAの方が、おしぼりまでいただくことができました。通常エコノミーでおしぼりは出ません。大変ありがたいことです。ちなみにこのおしぼり、分厚くてとても立派なおしぼりで、一度手を拭いて捨てるにはもったいないくらいです。あわせて私は、いつものようにコンソメスープをいただきました。
ドリンクサービスが終わり、引き返しているCAさんが、何やら声をかけてきています。何かなと思ったら、私が軽食を食べ終わったのを見て、「食後にコーヒーや紅茶などいかがですか。」とお勧め頂きました。お言葉に甘えて私はコーヒーを楽しむことといたしました。前日はほとんど眠ることができなかったのですが、もうここで完全に眠気も疲労感もなくなり、エネルギーチャージができたわけです。飛行機のサービスってこんなに人を元気にできるのかと、改めて日本航空の安心感に包まれながら、高知へ向かいました。

さらに驚くことは続きます。セミナー会場となる高校へタクシーで向かおうと思いましたが、せっかく来たのだから路面電車で行こうと思い、駅で電車を待ってました。
この駅は運転手さんが交代をする駅で、傘をさした運転手さんもホームに到着し、まもなく電車が到着するところです。高知ではほんの少し、雨が降り始めたところです。電車が見えてくるなと思ったところで、何やら知らないおじさんが、聞きなれない方言、土佐弁と言うのでしょうか、何か話しかけてくるのです。先ほど傘をさしてやってきた運転手さんです。全部を聞き取ることはできませんでしたが、要するに(運転手さんがもっている)傘をっもっていきなさい、という趣旨でした。現場は駅からも近いので遠慮をしましたが、スーツにキャリーバッグをもった、明らかに地元の人間でない者に、ご自身の傘をくれたのです。ありがとうございます、ありがとうございます、そう言って一緒に電車に乗り込み、電車を降りる時に再度お礼を言いましたら、下車する私を立ち上がって見送ってくれました。電車を降りて再度会釈をすると、電車を発車させながら、手をふってくださる運転手さん、小柄な方でしたが、その姿はとても大きく見えました。

この二つの出来事から、自分一人で何もできないし、当たり前に使っている交通機関、またそこで勤務されている方々への感謝はもちろん、この出来事によって感謝で満たされた気持ちでセミナーを行ったため、本当にやさしさ、穏やかさに包まれたセミナーとなりました。

当日、両会社へお礼と、ぜひブログで紹介したいのですが、とメールをしたところ、次のような返事が来ました。
ーーーーーーーーーーーーー
岡本様におかれましては、搭乗券を紛失された旨を伺い、ご不安な
お気持ちでいらっしゃったことと存じます。そのようななか、空港係員
ならびに客室乗務員へお気遣いの言葉を頂戴し、僅かながらもお役に立て
ましたなら、幸いでございます。

社員にとりまして、このようなお言葉を頂戴することは大変嬉しく
何よりの励みとなりますので、各担当部を通じて当該社員に届けます。
岡本様の温かいお心遣いに、本人たちに代わりまして感謝申し上げます。
(中略)
私どもは、これからも誠実なサービスの積み重ねがお客さまの信頼に
つながると信じ、安心で快適な空の旅の提供に努めてまいりますので、
変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

日本航空株式会社
お客さまサポート室

この度は、とさでん交通の路面電車へのご乗車ありがとうございました。また、乗務員対応へのありがたいお言葉、感謝申し上げます。
とさでん交通?発足以来、「接遇サービス西日本一」を目指し社員一同日々奮闘しておりますが、まだまだ至らない点もあり、お客さまから厳しいご意見やお言葉を頂戴する事も多々ございます。そのような中で今回の岡本様からのありがたいお言葉は、当該乗務員のみならず、全社員の励みとなります。電車輸送課としましても、岡本様からのメールの内容は「お客さまからの嬉しいお声」として乗務員詰所・各駅に掲示させて頂きます。
(中略)
この度は、非常に嬉しく励みとなるお言葉を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。今後とも、とさでん交通の路面電車へのご愛乗宜しくお願い申し上げます。

電車事業部 電車輸送課
ーーーーーーーーーーーーー

各交通会社の皆様、本当にありがとうございました。
そして今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※写真は航空機内でいただいたコーヒーとおしぼりです。
真剣に取り組む生徒へ 翔励学院は、圧倒的な指導力で合格へ導きます 完全予約制の無料学習相談受付中!
相談予約・お問い合わせ