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14年目の歩みへ&福岡出張報告

投稿日時:2026/03/05(木) 19:48


こんにちは、岡本大空です。
去る3月3日に開講13周年を迎えました。これまでのお支えに心より感謝を申し上げます。
あわせて、3月2日から3月4日にかけて、福岡でさまざまな方と再会し、それぞれから学びをいただきました。すべてを書くことはできませんが、その一部をご紹介します。

■3月2日
日中は神奈川にいた頃にお世話になった恩師と会いました。そこで、共通の知人であり、指導している幼稚園教諭や保育士の卵の学生たちが、「学ぼうとせず、教わろうとしている」と、取材内でお話しされていた、と聞きました。
私も日頃指導していて感じるところですが、子どもたちの指導者になりうる方々もそうである、ということです。逆に言えば、主体的に「教わる」のではなく「学ぶ」姿勢の育成がいかに必要であるか、ということを痛感しました。指導のしすぎ、いわゆるオーバーガイダンスは、かえって本人たちの主体的に学ぶチャンスを奪うことにも繋がるため、この点は注意していく必要があると学びました。

夜には大学院でお世話になった指導教授のお宅を訪問しました。体調が思わしくない中、お会いいただきました。お寿司までご準備いただき、大変ありがたかったです。
最初はお話しすることも難しそうなお声でしたが、研究や引退後も継続されている講義の話になると、だんだんと声にも張りがでてきて、仕事人としての生き様を学びました。私自身もまた、この仕事があるからこそ頑張れる、生かされていると思っております。

お話の中で、先生が中学受験をされた時の問題「数字◯◯が、数字△△で割れるのはなぜか、答えなさい」という問いに、先生は「割れるから」と答えてしまったことを語られました。もう70年ほど前の話でしょうが、小学生でもこのような論理的思考は求められるのですね。こういったことを考える機会は、それを熱心に指導する学校や塾と、そうでないところとで二極化していると私は思いました。

■3月3日
この日は宿泊先から少し離れた場所にお住まいで、大学院在籍時に実習先でお世話になった先生ご夫妻を訪問しました。この3月で引退されるとのことで、お引越しの直前にもかかわらずお会いいただきました。
奥様が、かつてお嬢様が「お父さんとお母さんの思い通りに生きるのではなく、自分で考え、行動したい」と手紙を書かれたことをお話しくださり、「子どもには失敗をたくさんさせ、そこから学ぶ。そのことを当時の私は理解していなかった」と語られました。
この発想は、かの有名なモンテッソーリ教育において重要視されている「自己訂正の能力」を伸ばすことや、「大人は指導者ではなく観察者である」という理論を想起させました。人の成長や素晴らしい力が鍛えられる場面の多くは、何度も失敗を繰り返し、学ぶことによって、いずれ結果が出るのです。

■3月4日
この日はある予備校の先生とお会いしました。近年の受験事情や教育論について議論しました。今回印象に残ったのは、この先生が献身的に働かれていることをお話しになる姿です。多くの方であれば、愚痴の一つも出てくるであろう状況だとは思いますが、むしろご自身の喜びとしてお話をされていました。
こういう姿、タフさと言うべきか、包容力と言うべきか、静かな力強さを感じました。

総じて
第一に、生徒たちを「教わる人」から「学べる人」へ育てていくこと。
第二に、失敗を通して学ぶ力、またその重要性を伝えること。
第三に、「なぜそうなるのか」ということを考えることは、実は小学生でも可能であり、特別な能力が必要なのではなく、教育・訓練の問題であること。また、その訓練について絶えず研究すること。

このことを踏まえて14年目の歩みに入ります。この仕事が楽しく、喜びであると口に出さずとも、それが自然と伝わっていく。そのような教育者として歩んで参りたいと思います。
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