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合格者の口ぐせ

投稿日時:2024/11/28(木) 20:55

 

こんにちは、岡本大空です。今朝、慶應義塾大学文学部の合格発表があり、合格おめでとうメールを作成している中で、その生徒の成長や変化を想起していました。

この生徒は入会当初、知名度の高いに行くことをゴールとする、大人の塩飽を盲目的に信じていました。当学院で学ぶ中で、学問に目覚め、大学進学そのものを目標とする受験の臨み方に疑問をもつようになりました。授業の回数を重ねるたびに「過去の自分は何も考えていなかった。」と述べてくれました。そして「自分の成長にとってベストな環境」を求め、結果として慶應義塾大学文学部を選択しました。世間でいう「良い大学」というのは、本人にとって良いかどうかであって、他人が言うべきことではないということに、本人が気づいたのです。

このように合格する生徒たちの多くは、合否そのものに対するこだわりから自由になっていきます。この生徒以外の生徒たちも「合格できるかどうかではなく、ただ毎回の授業で成長できていることがうれしい。」「大学生になったら先生方と意見交換がしたい。」「面接で先生方とお会いできることが楽しみです。」といった具合いに、日々の成長への感謝、大学進学後の展望、そして入試をしてくださる大学への敬意を、まるで口ぐせのように語ってくれています。

そんな彼らが、大学入学を目標とする受験生たちに負けるはずがない、そう確信して今週末も行われる入試に送り出したいと思います。

 
 
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